メロのはじめてのお散歩のとき。
ママはとても楽しかった。とてもうれしかった。そしてとて
も急いでいた。慣れないのに走ってしまった。ママは思いっ
きり小さな体を踏みつけた。「キャーーン」そのままメロは
痙攣しおしっこもウンチも出てしまってぐったりと気を失っ
て倒れた。ママは抱きかかえ家へ。でもその日は日曜日。
どこの病院もやっていない。ゆいつやっていた病院も車で
一時間。今は手術中で見れないと。でもぐったりしたまま。
無理やりその病院に連れて行った。
すぐ入院。10日ほどで退院したものの、日に日に弱ってい
く。食べ物も食べれず水分も吐いてしまう。困った私たちは
動物園の獣医を探し出しすぐ連れて行った。
先生には「何でこんな風になるまでほっておいたのか」
と言われた。死ぬ寸前だった。前の病院でもらった薬を見せ
たら、こんなもの・・・と。いつ死ぬか分からないから連れ
て帰りなさいと。その代わり毎日朝と夜と二回通うこと。
まだ持ち直すことを信じ安楽死はまだしない。と言われまし
た。そして10日ほど過ぎ先生からオッケーがでて、治療終
了。踏んだこともあるが、前の入院で何かの病気をひろつた
ようだ。と。そんなこともあり、病気はなおりましたが今で
もメロの鼻は乾いています。たまに湿っていると絶好調。
私はしりました。命って強いんですね。ちょっとのことでは
死なない。命ってすばらしい。
そんなメロも今は赤ちゃんを産ませたいとおもっています。
先生からもオッケーもあります。
あれからほぼ4年。これからも強く生きてくれるでしょう