ロマンチックなデートになるかな… | クッキーのMY ROOM - ペットストリート

お腹いっぱいになった僕は、　ラグマットの上に　よっこらしょ。

ママが食器を片付け　　→　洗面＆お着換えして　　ひと段落するまで、　マッタリ　食休みしていたの。

そしたら、　パパが起きて来た。

パパ「おはよう〜」
ママ「おはよう〜」

ママ「今日は、クッキー君とメグちゃんのデートなの」
「でも、路面が濡れてるから　どうするかメールしなきゃ…」
僕「あっ、メールを忘れるところだったね」

時計を見たら、７時半を回ったところ。　　ママ携帯で、メグちゃんにメールしてみる事に。

「おはようございます。雪は止んでますけど、路面が濡れてますね。」
「どうしますか？」

送信して、暫く　待っていたら

「晴れたから、デートしましょう」

こんな返事が帰って来たの。　　

メグちゃんとのデートは、決行だ！

僕は短足族だから、　泥はね予防に　エプロンを着けて行く事にしたよ。

ママ「パパ、８時１５分には出ないといけないから　セルフサービスで良い？」
「お皿の上に、焼いた魚を用意しておいたよ」
「ご飯は、お茶碗によそってあるから冷めてたら　チンしてね」
パパ「うん」

デートが決行と決まって、　急いで　お仕度を始めた僕とママ。

パパには、申し訳ないけど　セルフサービスにして貰っちゃった。

僕「パパ、行ってきます」
パパ「クッキー君、行ってらっしゃい」

仕度が終わってから、　僕の前足とパパの手を合わせて、ハイタッチ。

『行ってきます』の儀式をしてから、マイカーに乗ったよ。


待ち合わせ場所に、レッツゴー！　　　エッサホイサ　　　エッサホイサ

時計を見たら、８時２０分。

あちゃ〜、　１５分に出ようと思ったのに…

出発が５分遅くなったから、ギリギリか　遅刻かも〜！


急げ〜　　急げ〜！　　エッサホイサ　　　エッサホイサ

ここの雪も　まだ積もってるのか…。

あっ、そう言えば　　この道は　坂になってるから　アイスバーンのところは気をつけないと　スリップしちゃうんだっけ…。

ママ、マイカーを押しながら、転ばないと良いけど…。

急いでるけど、慎重に　　エッサホイサ　　　エッサホイサ　　いつものコースを進んで行った。

そしたら、　

メグちゃん「あっ、クッキー君だわ〜！」
「おはよう〜！」

タッタッタッタッタッタッタ〜！

駆け寄ってくるメグちゃんの姿が見えたの。

僕「あっ、メグちゃんだ〜！」
「おはよう〜！」
「遅れて、ごめんね〜」
「WONWONWON！」

僕、嬉しくて　思わず　マイカーの中で　前足ピョンピョン。　声も出ちゃった。

僕「ねえ、今日は　どこに行く？」
「雪は止んだけど、グチャグチャだよね…」
メグちゃん「そうよね〜」
「ねえ、K公園なら　遊べるかも…」

僕「うん、行ってみよう！」
メグちゃん「じゃあ、決まり！」

僕達のデートコースは、グラウンド・遊歩道の公園・K公園・新しく見つけた公園…と　色々ある。

でも、　水はけの事を考えて　　今日はK公園に行く事にした。

メグちゃんもマイカーに乗って、　体力温存。　　　エッサホイサ　　　エッサホイサ


K公園に着いてみたら、　誰もいなくて　ラッキー！

雪が、所々に残っているけど　２人きりの世界で遊べるかも〜！


車椅子に乗り換えて、　探検隊　　出動！

テクテク　　　ザクザク　　　ポテポテ　　　ザクザク　　トコトコ

うわ〜、久し振りの感触だな〜。

小さい時、初めて雪の上を歩いたら　あまりの冷たさに　ビックリしちゃったけど、何か楽しいかも〜！


僕「ねえ、メグちゃん」
「メグちゃんは、雪　好き？」
メグちゃん「…………」

あれ…、　メグちゃんがいない…。

もしかして、　僕　１人で　探検してたの？

迎えに行かなくちゃ！

ロマンチックなデートになるかと思ってたのに、　僕　置いてきぼりにしちゃったみたい。

急いで、迎えに行く事にしたよ。

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