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クッキー
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お湯が出るようになって、 ホッとした僕とママは お散歩のお仕度を開始。 ママ「そろそろ、定期健診に行かないといけないね」 「クッキー君、行ってみる?」 僕「うん、おやつを貰いに行く〜!」 ママ「クッキー君は、おやつが目当てか…」 僕「えへへ」 動物病院に行くと綺麗なお姉さん先生にも会えるし、 おやつを貰えるから 1ヶ月毎の定期健診が楽しみなんだ〜。 オシッコを容器に採取して貰って、 僕「パパ、行ってきま〜す!」 パパ「行ってらっしゃい」 僕の前足とパパの手を合わせて、 ハイタッチ。 ニコニコ笑顔で、 マイカーに。 エッサホイサ エッサホイサ お家を出発したのが、10時半。 坂道を登って、降りて〜 病院に着いたのが、10時50分。 待合室には、 コッカスパニエルちゃんが順番を待っていたよ。 …という事は、 僕は、3番目? オシッコを提出してから、 ママは空いてる椅子に どっこいしょ。 僕は、 ママの足の間に入って 名前が呼ばれるまで ジー。 検査、クリアーするといいな〜。 暫く、待っていたら 先生「クッキーちゃん、どうぞ〜」 先生に名前を呼ばれたの。 僕「は〜い!」 ドキドキしながら、 ママと一緒に診察室へ。 先生「先ずは、エコー検査しましょう」 ママ「お願いします」 綺麗なお姉さん先生は、 忙しくて手が離せないみたい。 ママが僕を抑えてくれたよ。 先生「大きな石はないね」 ママ「ありがとうございます」 先生「オシッコのpHは…」 「ん?」 先生の言葉が詰まったぞ…。 どうしたというのだろう…。 ドキドキ ドキドキ 先生「異常に高いな〜」 異常に高いって どの位なんだろう…。 ママ「いくつですか?」 先生「pHが8だよ」 「抗生物質を止めると高くなっちゃうね…」 「でも、潜血も石もないから 様子見にしようか…」 ママ「はい、分かりました」 先生「要注意だから、異常を感じたら 直ぐに来てね」 「体重を量ろう」 食べ物に気をつけていたのに…、 試験紙でも 検査してたのに…。 あ〜あ、 どうして こんな高い数値になっちゃったんだろう…。 取り合えず、 体重を量ってってもらうとしよう。 最近、 ママが 「重たくなった」って言うからね。 先生「もう一度、乗り直してみて〜」 僕「は〜い」 一回、 抱っこして貰ってから 診察台兼体重計に乗り直した。 さて、 いったい どの位になったかな? 先生「5.48kgだね」 あれ…、 年末に量って貰った時より 減ってるじゃないの…。 ママの気のせいだね。 増えてなくて、良かった〜。 先生「他に気になる事、ある?」 ママ「歯石が気になってるんですけど、無麻酔でやって頂けますか?」 先生「はい、良いですよ」 ママ「実は、トリミングルームでも 無麻酔歯石除去をやって貰えるのですが、お値段が…」 先生「はいはい、やってあげますよ」 ママ「お願いします」 先生「じゃあ、待合室で待っててください」 ママ「はい」 ここで、綺麗なお姉さん先生が 僕の目の前に登場! よ〜し、 頑張るぞ〜! ママは、 一旦 待合室へ。 僕は、大好きなお姉さん先生に抑えて貰いながら 歯石除去を頑張ったの。 先生「お待たせしました」 「入ってください」 ママ「はい」 ママは、もう一度 診察室へ。 先生「奥歯にたくさん歯石が溜まってましたよ」 「家では、指でも良いから 磨いてあげてくださいね」 「どれ位、取れたか見る?」 ママ「はい」 テイッシュを開いて貰って、 ジー。 ママ「うわ〜、凄い取れましたね」 「歯磨き、頑張ります」 食後の歯磨きを習慣づけていたはずだったけど、磨き方が足りなかったのかも…と ママは 反省。 お姉さん先生「クッキーちゃん、頑張りましたね」 「はい、ご褒美よ」 僕「ありがとうございます」 頑張ったご褒美に、お姉さん先生の手の平から おやつをパクリッ ムシャムシャ。 お口の中がサッパリした僕は、ママと一緒に待合室に出て行った。 気になるお会計は… 定期検査代 → 1050円、 無麻酔歯石除去代 → 1050円 合計 2100円なり〜。 トリミングルームより、 かなり お安くやって頂けて 嬉しい。 これからは、 慣れたかかりつけ病院で 定期的に 歯石除去をお願いしよう。
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