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クッキー
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ママ「ねえ、たまには お外でボール遊びしようよ」 「小さい時、よくボールで遊んだじゃない」 僕「そうだね、小さい時は お外でもボールを追いかけるのが好きだったな」 「オッサンになったから、上手に追いかけられるか心配だけどやってみよう!」 僕は、わんこ年齢 7歳。 人間年齢だと アラフォーのオッサン。 お手柔らかに お願いします。 ママが投げるのを じ〜っと 待って、 ママ「投げるよ〜!」 僕「OK!」 ポ〜ン! コロコロコロ〜。 あっ、 待って〜! タッタッタッタッタ〜! 公園は広いから、 どこまでも転がって行っちゃう。 追いかけるのが大変なんだ。 全速力で タッタッタッタッタッタ〜! キャッチ! ママの所に もって行かなくっちゃ! タッタッタッタッタ〜! 落とさないように、 しっかり くわえてないと…。 僕「ママ〜、もって来たよ〜!」 ママ「おお〜、凄いじゃない!」 僕「久し振りのボール遊び、楽しいね」 ママ「ご褒美、どうぞ」 僕「ありがとう〜」 ママの手の平を ジー。 僕「あれ…、騙した?」 ママ「ご褒美はね、また 投げてあげる事よ」 僕「なんだ、そうだったのか…」 「早く 投げて〜」 ママ「はいはい、投げてあげますよ」 ポ〜ン! コロコロコロ〜。 あ〜ん、待って〜! タッタッタッタッタ〜! キャッチ! タッタッタッタッタ〜! ママの足元に ポトン! これを、何回か続けて 遊んだの。 でもね、 だんだん 疲れてきて 最後の方は ズルしちゃった、 キャッチした後、 クルリ〜ンって 振り向いて その場に ボールを落としたんだ。 そしたら、 ママ「今度は、おやつをあげるから ちゃんと ママの所に持って来て〜」 僕「えっ、本当に くれるの?」 「それなら、あと 1回だけ やる!」 ママが、ご褒美のおやつをくれるって言うから 頑張ったの。 ポ〜ン! コロコロコロ〜。 タッタッタッタッタ〜! キャッチ! タッタッタッタ〜! ポトン! ママ「クッキー君、よく 頑張りました」 「はい、ご褒美」 僕「ヤッタア」 ママの手の平から、 パクリッ ムシャムシャ あれれ…、ご褒美って言うから 期待したけど、 pHコントロールのカリカリフードか…。 でも、 まあ いいか…。 ご褒美付きのボール遊びは、 テンションが上がるよね〜。 アラフォーオッサン、 頑張って 追いかけて拾っては ママの所に持ってったよ〜。
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