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クッキー
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メグちゃんの後を追いかけて、 テクテク ポテポテ トコ…… あれ…、ここって 上り坂になってるんだね。 ヨイショ ヨイショ。 前足を使って、 一生権命 登ったの。 メグちゃ〜ん、 今 そっちに行くからね〜! 坂道を登ったら、 メグちゃん「私、ここの階段が どこに繋がってるのか見てくるわね」 僕「う…う…ん…」 メグちゃん、 ママさんに抱っこして貰って登って行っちゃった〜。 階段の先は、どこに繋がっているのだろう…。 メグちゃん、 無事に戻ってこれるかな…。 僕は、メグちゃんの事が心配で 心配で じ〜っと 待っていたの。 …で、暫くしたら メグちゃん「クッキー君〜、階段の先は 山道にになっていたわ〜」 「でもね、私達は 歩けそうにないような危険な感じだったわよ〜」 僕「WONWONWON!」 調査から戻って来たメグちゃんの姿が見えた途端、嬉しくて 声が出ちゃった。 メグちゃん「クッキー君〜、開拓できなくて残念だったけど仕方ないわ」 「もう少し、この通路を探検しましょ!」 僕「うん、そうだね」 「狭いけど、何か面白い物があるかも…」 メグちゃんの後を追いかけながら、 テクテク ポテポテ トコトコ メグちゃん「あっ、私 いいもの 見〜つけた〜!」 僕「何を見つけたの?」 メグちゃん「うふふ、 お味見してみよう〜っと!」 僕「メグちゃん、お家に草を植えて貰ったんじゃないの?」 メグちゃん「うん、植えて貰った」 「でもね、お外の草の味が好きなのよん」 メグちゃん、 夢中で 草をパクリッ ムシャムシャ 味見を楽しんでた。 僕は、 そんなメグちゃんを 静かに見守っていたよ。
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