ビスケの手術
続き
お掃除が終わって、一段落〜。
ママ「出て来て良いよ」
ヤッタァ!
前足ズリズリ〜。
ピーピー ピーピー
あっ、ちょうど洗濯が終わったみたい。
ママ「二階に干して来るから待っててね」
僕「うん」
僕のお家、雨の日は二階に洗濯物を干すんだよ。
昨日の洗濯物も乾かないのに またお洗濯が増えちゃった。
部屋干しは、何となく匂ってイヤ。
早く晴れないかな〜。
ママが二階で洗濯物を干してる間、カーペットで待ってた。
ママ「今日は手術するね」
入院していたビスケが、やっと手術して貰えるみたいだ。
無事に終わりますように
僕「ビスケ〜、頑張れ〜!」
心配で心配で、吠えまくった。
ビスケ「先生、宜しくお願いします」
先生「チクンとしますが、我慢して下さいね」
針に糸を通す為、部屋の電気をswitchON!
木綿糸の先を針の穴に。
先生「うーん、なかなか通らないな〜」
僕「先生、早く手術して下さい!」
「待ってるビスケが可愛そうです!」
先生「集中したいから 静かにしてくれますか?」
僕「先生が不器用だから心配なんです」
先生「穴に糸が通れば、縫うのは早いです」
なかなか糸が通らなくて 悪戦苦闘の先生。
先生「この前、使った時の針はあるかな」
裁縫箱を 調べ始めた。
先生「あった〜!」
糸付きの針が見つかったらしい。
不器用な先生は、糸通しに何分もかけていたから ニッコリ笑顔。
この前、そのままにしておいて良かったね。
先生「ビスケ君、いよいよ始めますよ〜」
ビスケのオデコをチクチク チクチク
一針、二針、 三針…
丁寧に縫っていく先生。
僕は (;¬_¬)ジー
先生「ビスケ君〜、手術は成功です」
最後に 残りの糸を切って終了。
ビスケ「ありがとうございました」
僕「ビスケ〜、退院おめでとう!」
何日ぶりかな〜。
久しぶりに会えて、嬉しい〜 (*⌒▽⌒*)
ビスケとハグハグ ハグハグ
続く
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