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クッキー
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朝食を食べ終わって、 一旦 お部屋へ戻ったファミリー。 荷物を纏めながら、 リラックス〜。 ママ「何時頃、ドッグランで遊ぶ?」 ママ姉「10時半頃でも良いんじゃない?」 ママ「そうね、そしたら チェックアウトの時間になるもんね」 「パパも、その頃 迎えに来ると思う」 ママ姉「じゃあ、そうしましょう」 帰る前に、 屋外ドッグランで 遊んでみたい。 そう思って、 時計を見ながら のんびりしていたの。 そしたら、 ママの携帯が鳴った。 待ち受け画面には、パパの顔が!! ママ「もしもし、おはよう〜」 「今、どこ?」 パパ「もう着いた」 「ロビーにいるんだけど…」 予定では、11時頃に迎えに来てくれる約束だったけど、早く着いたみたいだね。 ママ「今、迎えに行く」 パパ「よろしく〜」 僕とママ、 一緒に ロビーに降りて行った。 時計は、9時半。 お家から、2時間半で 着いたんだって〜。 ママ「お疲れ様〜!」 僕「パパ〜、僕 ダンス 頑張ったよ〜」 パパ「クッキー君も迎えに来てくれたの?」 「ありがとう〜」 僕「うん、パパに早く会いたかったから」 僕は、スリングバッグの中から パパにチュ〜 パパは、僕に顔を近づけて チュ〜 男同士だけど、愛を確かめ合ったよ。 ママ「お部屋で休んだら?」 パパ「うん」 ママとパパは、とっても クールなご挨拶。 でも、 ダンスの事を聞かれたら 大興奮のママ。 鼻を膨らませて、報告してた。 でも、 動画を見せた方が早いかと思って お部屋に着くなり カメラをパパに渡して、再生。 ママ「ほら、クッキー君のスルー 見てくれた?」 パパ「うん、出来てたね」 ママ「殆どは石に変身だったけど、スルーが成功したのは花丸でしょ?」 パパ「これで、花丸をあげるんだ〜」 ママ「んもう〜、パパは分ってないな〜」 「慣れない場所でも、ちょっとだけチャレンジしたクッキー君の成長ぶりを褒めてあげないと」 パパ「そっか…」 パパ「ママの動きは、微妙だね」 「前奏部分と最後のガッツポーズは決まってるけど、途中の動きが微妙」 ママ「うん、それは 自分でも分ってる」 「もう少し,ダンスっぽく 動けたらよかったな〜」 パパに見せたら、苦笑してたの。 僕、こんなに頑張ったのに…。 もっと、褒めてくれると思ったのに…。 よし、 もっともっと 練習して パパに褒めて貰えるようにしよう! ママの動きも、もう少し 軽やかに リズミカルに動けるように練習だ〜! パパにダンス報告をしてから、ドッグランへGO! 車椅子に乗り換えて、 廊下をテクテク ポテポテ トコトコ 早く 早く〜! いつも、スリングバッグで移動してたから、自分の足で廊下を歩けるのが嬉しくて 張り切っちゃった。 エレベーターは、抱っこして貰って 1階に下りてから また テクテク ポテポテ トコトコ ドッグランに入ったと同時に、 リードを外して貰って タッタッタッタ〜! あれ…、 ポツポツ って 降ってきた気がするけど…。 気のせいかな…。 え〜っと、 先ずは 匂いチェックをしなくちゃ…。 クンクン クンクン なるほど…。 色んなワンちゃんが遊びに来たんだな〜。 クーちゃん「ママ〜、向こうから 誰か降りてくるよ〜」 ママ姉「さっき、レストランで会ったチワワちゃん(♀)じゃない?」 クーちゃん「あっ、本当だ〜!」 ママ姉「クーちゃんも、一緒に遊んだら?」 クーちゃん「うん」 レストランで、クーちゃんと同じ毛色のロングヘアーチワワちゃん(♀)と 挨拶したばかり。 確か、6歳って 言ってったっけ…。 旅先で知り合った可愛いお友達。 一緒に遊ぶ事にした。 キャッホ〜イ! 楽しいな〜! タッタッタッタッタ〜! 僕だって、負けないぞ〜! タッタッタッタッタ〜! 僕とクーちゃん、可愛いお友達に 格好いい姿を見せたくて、 思い切り 走り回っちゃった。 チワワちゃん、 僕とクーちゃん、どっちがタイプかな〜。
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