１日の始まり | クッキーのMY ROOM - ペットストリート

今日　ママは　６時に起きて来た。　　雨戸をガラガラガラ〜。

ママ「クッキー君、おはよう〜」
僕「…………」



ママ「大丈夫？」
僕「う…う…ん…」

遠くの方で、　ママの声が聞こえたような…。　　うっすら　目を開けて　ジー。

うわ〜、　眩しい！

電気が眩しくて、　また　目を閉じちゃった。　　だって、眠たいんだもん。

そんな僕を見て、　ママは　いつものように　ハウスのドアを　そ〜っと開けてキッチンへ。

トントントン　　ジュッ　　ジュッ〜。　　　朝食準備を始めたよ。

クンクン　　クンクン　　今日も　目玉焼きか…。　　

ママ「出来上がった〜！」
「いただきま〜す！」

１人分だから、　あっと言う間だね〜。　!　

パクパク　　モグモグ　　　TVを見ながら　　パクパク　　　モグモグ　　ゴクゴク



あっ、　ママが食べ終わったぞ！　　そろそろ　起きなきゃ…。

よっこらしょ、　前足ズリズリ。

ふわ〜〜〜〜、　　今日も　よく寝たな〜〜〜〜。



ママ「クッキー君は、寝てても　　ママが食べ終わったって　よく分かるね」
僕「そりゃそうだよ」
「だって、アンテナを張ってるしさ、ママと７年間も一緒に暮らしてるんだから」

ママ「そうか…、考えてみたら　そうだよね」
「小さい時、ママが忙しい時は　ハウスで待つ練習してたっけ…」
「あの時の練習って、無駄ではなかったね」
僕「うん」
「小さい時は、どうしてハウスしなくちゃいけないのか分からなくて　イヤだったけどね」

大人しく待っていれば、　良い事があるって事が分かって　良かった〜。

ママ「オシッコ＆を出してあげる」
僕「お願いします」

朝一番のオシッコ＆を出して貰って　スッキリ〜。　　ママのお顔を　ペロペロ。

僕「ｐHは？」
ママ「昨日は、お家の検査と病院の検査で正常って分かったから、今日はいい事にしない？」
「安定してるみたいだから、あんまり神経質になってもどうかなって思うの」
僕「買ったばかりの時は、毎日　調べてたっけ…」
「でも、日々の変動はあっても　正常値の範囲で安定してる事が分かったよね」

ママ「だから、少し間隔を置いても良いかな〜って」
僕「では、１ヶ月毎に定期検診もあるから、お家では　神経質になり過ぎない程度に検査をお願いします」

試験紙を手に入れた事で、　臭いや色の変化を感じ取るだけでなく　　数値を調べることによって正常値の範囲内か　アルカリ性に偏っているかが　一目瞭然になった。

今の所、　安定してるみたいで　ホットひと安心。

食べ物にも気をつけてるし、　毎月　かかりつけ病院での検査もあるから　自宅での検査は　少し　間隔を置いてみる事にしたよ。

早期発見は大事だけど、　あまり神経質になりすぎるのもどうかな〜ってね。
　
こうして、１日が始まった。

　
　　　　

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