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メグちゃんとのデートから帰っ来た後、 僕とママは、パパの帰りを待っていた。 待つこと、 数時間。 気がついたら、 時計は 12時を回っていたよ。 ママ「お腹が空いたね。先に食べちゃおう」 僕「うん、もう直ぐ 帰って来るよね」 僕とママのお腹の虫が大騒ぎし始めたから、 先に お昼ご飯を食べちゃった。 そんなこんなしてたら、 ママの 携帯の着信音が鳴ったよ。 僕「誰から?」 ママ「パパからだね」 よく見たら、ママの携帯画面に パパの顔写真が出ていた。 ママ「もしもし、お疲れ様」 パパ「もう直ぐ帰れるけど、お昼は何かある?」 ママ「うん、お蕎麦があるけど 足りなそうだったら 何か買って来て」 パパ「分かった」 ママは、携帯を切ってから お湯を沸かして準備。 パパ「ただいま〜」 僕「パパ、お帰り〜」 僕、 パパの顔を見た途端 嬉しくて 嬉しくて ペロペロ 舐めまくっちゃった。 ママ「お帰りなさい、今 お蕎麦を茹でるね」 パパ「うん、着替えてくる」 汗だくのパパ、 大急ぎで お着換え。 パパ「とりあえず,食べるね」 パクパク モグモグ ツルツル〜。 ママが茹でたお蕎麦と、買って来た唐揚げ弁当を 食べてた。 ママ「出かける前に、シャワーを浴びて行こう」 パパ「そうだね、暑くて汗が止まらないよね」 出発予定は、16時。 これから長旅だから、 汗を流してサッパリしようと言うパパとママ。 暫く、 TVを見たり 雑誌を見ながら リラックス〜。 14時半を回ってから、 パパとママ 順番に シャワーを浴びて 着替えてた。 パパ「ちょっと早いけど、そろそろ出ようか…」 ママ「うん、ギリギリより 余裕を持たせた方がいいよね」 まだ、15時40分だけど 余裕を持たせる為に 出かける準備をしたよ。 戸締りして、 僕は タイヤ付きコロコロカートに おいっちに〜。 パパは、僕の車椅子が入った赤いリュックを。 ママは、 僕の色々なグッズが入った青いリュックを背負って 車に乗った。 ブ〜〜〜〜〜〜〜ン 先ずは、 最寄り駅へ。 パパ「涼しい所で待ってて」 「車を家の駐車場に置いたら、バイクで戻ってくるから」 ママ「うん」 僕「パパ、早く戻って来てね〜」 今回の旅行は、 電車の旅。 荷物が重いから、 最寄り駅まで パパが送ってくれたの。 …で、 パパのバイクは 駅前で契約している駐輪場に停めようという訳。 ママに お水を貰ってから チャックを閉めて 待つこと 数分。 暑さ対策に、 冷凍したジェルを入れたカール君も 旅行に連れて行く事にしたから、コロコロカート内は 快適さ。 そう言えば、 新しいお友達の名前は 『カール君』 に 決まったよ。 パパが 「ビスケの次はカールで、その次は、ポテチにしよう」だってさ〜。 パパ「お待たせ〜」 ママ「早かったね」 パパ「バイクだからね」 「さあ、行くよ!」 ママ「うん!」 僕「ヤッタア〜!」 改札口を通って、 ホームへ。 待つこと数分。 各駅停車の 電車に乗って ガタンゴトン ガタンゴトン Y駅で JRに乗り換えた。 僕は、 手荷物代 270円を支払ったよ。 パパ「混んでる時間だから、グリーン車に乗ろうか」 ママ「そうだね、その方が迷惑にならないかも」 お仕事帰りの人たちで、車内が混む時間。 僕のコロコロカートや、パパとママのリュックがお邪魔になりそう。 ちょいと贅沢して、 グリーン車に 乗っちゃった。 ふと窓を眺めたら、NEX(成田エクスプレス)が 走っていた。 競争だ^ってなったけど、さすがに速いね。 抜かされちゃった〜。 僕は、下車駅まで 静かに コロコロカート内で マッタリしてたよ。
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