雨上がりは要注意！
続き
あっ、来た来た〜！
暫く待ってたら、メグちゃんとメグちゃんママが見えたよ。
僕「メグちゃん、おはよう〜」
メグちゃん「クッキー君、おはよう〜」
小走りに近付いて来たメグちゃんとご挨拶。
今日も、お互い元気で良かったね。
メグちゃん「クッキー君、今日は どんなコース？」
僕「うーん、どうしようか…」
「なるべく、坂道のないコースが良いな〜」
「歩きながら考えよう」
メグちゃん「そうね」
僕も車椅子に乗り換えて いざ 出陣！
テクテク ポテポテ トコトコ
テクテク テクテク テクテク
メグちゃんの後ろ姿を見守りながら、ゆっくりテクテク ポテポテ トコトコ
テクテク テ………
僕「メグちゃん、どうしたの？」
メグちゃん「路面が濡れてて歩きたくないわ」
僕「抱っこして貰ったら？」
メグちゃん「うん」
メグちゃん、ママさんに抱っこして貰って楽チン体勢になったよ。
シャンプーしたばかりだから、汚れたくないみたい。
僕は、汚れても ♪だいじょぶ〜 だいじょぶ〜♪
テクテク ポテポテ トコトコ
ママ達、ピーチクパーチクお喋りしながらテクテク テクテク
テクテク ポテポテ
スッテンコロリ〜ン コロコロ〜
た…た…助けて〜！
車椅子ごと、ひっくり返っちゃったよ〜！
ママ「クッキー君、大丈夫？」
亀の子状態の僕に気付いたママが大慌て。
バギーから手を離して助けに来てくれたよ。
僕「ありがとう」
あっ、バギーが！
ガラガラガラガラ〜
僕の救出に必死で、ブレーキをかけ忘れたらしい。
大変だ〜！
そこへ、通勤中のおじさんが やってきた。
おじさん「大丈夫ですか？」
慌ててバギーを追いかけて止めてくれたの。
ママ「すみません、ありがとうございます」
おじさんのお陰で、バギーが暴走せずに済んだ。
┓(￣∇￣;)┏
おじさん、どうもありがとうございました。
ママは、もう少し 落ち着いて 行動しないとね。
それにしても、なんで車椅子ごと転んじゃったのかな。
躓く物はなかったよ。
濡れた路面で、然も 下り坂だったから？
雨上がりのお散歩は気をつけて歩かないとダメだね。 (反省)
さぁ、どんどん 進もう。
テクテク ポテポテ トコトコ
メグちゃんは、乾いた所から テクテク テクテク
知らない道を探検〜 探検〜
テクテク ポテポテ トコトコ
あっ、今度は上り坂だ…
平らな所までバギーに乗って エッサホイサ エッサホイサ
メグちゃんも、抱っこして貰ったり 歩いたり。
のんびり、マッタリ デートだね。
坂道の多い街だから、僕とメグちゃんの足には ちょいと負担。
ゆっくり ゆっくり 前進だ。
テクテク テクテク テクテク
テクテク ポテポテ トコトコ
無事に待ち合わせ場所に戻って来た。
メグちゃん「今週は雨みたいだから、晴れたら会いましょう」
僕「土曜日は晴れそうだよ」
メグちゃん「じゃぁ、土曜日に会いましょう」
僕「うん」
次のデートは、土曜日に約束。
メグちゃんとbye-byeして別れた。
続く
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