お日様の日差しは暖かいけど…&歩く宣伝マン
続き
今日はﾏﾏがﾊﾞﾄﾞ練｡
ﾏｯｻｰｼﾞして貰ってからﾊｳｽに入った｡
起きて ご飯を食べたと思ったら またﾊｳｽ｡
でも､お散歩は 午後に行くって言ってたから､ﾏﾏの言葉を信じて､待つ事にしたの｡
(-_-)zzz
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
ﾏﾏ｢ただいま〜｣
あっ､帰ってきた!
僕｢おかえりｰ｣
嬉しくて､前足ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ 高速ｽﾞﾘｽﾞﾘ｡
溜まっていたｵｼｯｺ&ｳ○ﾁを出して貰った｡
ﾏﾏ｢お昼ご飯を食べてからお散歩に行こうね｣
僕｢うん｣
ﾏﾏが忘れてなくて良かった〜
お昼ご飯を食べよう〜
ご飯を用意して貰って､
ｶﾞﾂｶﾞﾂ ﾑｼｬﾑｼｬ
ﾏﾏも お昼ご飯をﾊﾟｸﾊﾟｸ
ﾓｸﾞﾓｸﾞ
お腹ﾍﾟｺﾍﾟｺだったから､あっという間に食べちゃったの｡
ちょっとだけ食休み｡
窓際に前足ﾀﾞｯｼｭ!
(;¬_¬)ｼﾞｰ
ﾏﾏ｢さぁ､支度するよ｣
｢食休み出来た?｣
僕｢うん､大丈夫だよ｣
ﾏﾏ｢それじゃぁ､ｺｰﾄを着てね｣
｢風が冷たいから靴下も履こう｣
僕もﾏﾏも温かい格好をして準備完了｡
遊歩道を目指して､
let's go!
今日は13時出発｡
ｴｯｻﾎｲｻ ｴｯｻﾎｲｻ
ﾊﾞｷﾞｰの縁にあごを乗せてﾘﾗｯｸｽぅ｡
ｷｮﾛｷｮﾛ ｷｮﾛｷｮﾛ
日向を探しながら､ｴｯｻﾎｲｻ ｴｯｻﾎｲｻ
ﾋﾟｰ ﾁﾁﾁﾁﾁ ｶｧｰ ｶｧｰ
色んな鳥が歌ってるね｡
姿は見えないけど､歌声が聞こえるよ｡
ｴｯｻﾎｲｻ ｴｯｻﾎｲｻ
遊歩道に 到着｡
車椅子に乗り換えて､いざ 出陣!
お日様の日差しは暖かいけど､風が冷たいな〜
でも､頑張って歩こう!
歩いたら､身体が温まるかも!
ﾃｸﾃｸ ﾎﾟﾃﾎﾟﾃ ﾄｺﾄｺ
ﾃｸﾃｸ ﾎﾟﾃﾎﾟﾃ ﾄｺﾄｺ
ﾏﾏは､僕の速さに合わせて ﾃｸﾃｸ ﾃｸﾃｸ ﾃｸﾃｸ
あっ､ｼｪﾙﾃｨｰちゃんだ!
あれ?
ﾄｲﾚﾀｲﾑか…
邪魔をしないように､反対側の端っこに避けて〜
ﾃｸﾃｸ ﾎﾟﾃﾎﾟﾃ ﾄｺﾄｺ
よし､上手にすれ違えたぜぃ!
ﾃｸﾃｸ ﾎﾟﾃﾎﾟﾃ ﾄｺﾄｺ
立ち止まったら､凍えそうだから一気に歩こう｡
ひたすら前を向いて､ﾃｸﾃｸ ﾎﾟﾃﾎﾟﾃ ﾄｺﾄｺ
｢ﾜﾝちゃん､怪我したんですか?｣
ん?
振り向いたら､おじ様だった｡
ﾏﾏ｢脊髄の病気で下半身麻痺になりました｣
おじ様｢TVで見た事はあるけど､車椅子があってﾜﾝちゃん 良かったですね｣
｢頑張って下さい｣
僕とﾏﾏ｢ありがとうございます｣
おじ様に励まして頂いて心ﾎﾟｶﾎﾟｶ〜
ﾊﾟﾜｰ全開!
ﾃｸﾃｸ ﾎﾟﾃﾎﾟﾃ ﾄｺﾄｺ
さっきより 早足気味?
ﾃｸﾃｸ ﾎﾟﾃﾎﾟﾃ ﾄｺﾄｺ
ｽｰﾊﾟｰ前広場を目指して
ﾃｸﾃｸ ﾎﾟﾃﾎﾟﾃ ﾄｺﾄｺ
｢あら､また会えたわ〜｣
今度は どなた?
振り向いたら､いつも励まして下さるおば様だったよ｡
ﾏﾏ｢こんにちは｣
おば様｢こんにちは｣
｢今日も元気に頑張ってて良かったわ〜｣
ﾆｺﾆｺ笑顔の おば様｡
おば様｢毛並みも良くて ﾜﾝちゃん 幸せなﾜﾝちゃんよね〜｣
僕とﾏﾏ｢ありがとうございます｣
一昨日､ﾄﾘﾐﾝｸﾞに行っておいて良かった…
と､そこへ 違うおば様が近付いてきた｡
おば様B｢この車椅子はどこで買ったの?｣
｢知人のﾜﾝｺちゃんが老衰で下半身がﾀﾞﾒなの｣
｢自力で歩けないから､飼い主さんが下半身を支えてあげてるらしいのよ｣
｢外でのお散歩が出来なくなったから部屋で過ごしてるみたい｣
ﾏﾏ｢うちは､日○動物病院に入っている車椅子の会社に頼んで買いました｣
おば様B｢病院で頼まないとﾀﾞﾒかしらね〜｣
そのﾜﾝちゃんも車椅子があれば､外のお散歩も楽しめるのに…
何とかならないかな…
おば様B｢引き留めちゃって ごめんなさい｣
｢またね｣
ﾏﾏ｢失礼します｣
僕｢WONWON!｣
そう言えば､ﾏﾏが通っているｽﾎﾟｰﾂｸﾗﾌﾞで､おじ様から 車椅子の相談をされた事があったっけ…
いつも､僕がﾏﾏとお散歩してる様子を見ていたおじ様は､偶然にも同じｽﾎﾟｰﾂｸﾗﾌﾞのﾒﾝﾊﾞｰだったらしい｡
自分のﾜﾝｺは､老衰で 歩きづらくなってきた､車椅子は どこで購入したのか 質問されたっけ…
ﾏﾏが｢ﾊﾟﾝﾌﾚｯﾄを渡しますか?｣と聞いたら､必要に迫られたらお願いすると言われて それっきりだったんだ｡
もしかして､同じﾜﾝちゃんの事?
外のお散歩が楽しめるようにしてあげたいな〜
もしかして､僕が車椅子で歩いてると､車椅子の宣伝になってる?
同じように悩んでいる飼い主さんやﾜﾝちゃんに少しでも お役に立ちたい僕とﾏﾏは思う｡
続く
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