思い出探しのとき
朱理の秘密を見つけてしまった
実は
三匹の子供を産んだことがあるんです
この頃の
子ども達よりも 一週間くらい早いくらいの朱理
やっと目が開き
まだ視力もはっきりしてない小さい子なのにあたしの職場に捨てられていた
その頃
職場には黒猫一家が住み着いていて
預ければなんとかなる!
くらいの簡単な気持ちで置いていかれてたのかもしれない
しかし朱理はおびえ
小さな体で
黒猫達に威嚇をしていた
稲刈りで仕事を休み留守にしていた日
お昼過ぎ
翌日の用意と 黒猫一家のご飯をあげに行って見つけました
どうする?
旦那と相談
取りあえず朱理を捕獲して
連れてかえるしかない
朱理が黒猫を拒否する以上
無理なことはすぐにわかった
と
捕獲に踏み出した旦那
朱理から威嚇され
伸ばした手を引っ込めた(笑)
床下に逃げ込まれ
手で捕まえるには無理な位置
どうしようー
鳴いて呼ぶか?
あたしは子供の頃
飼っていた猫が子供を産むと
親猫の鳴き真似をして子猫を呼び寄せ遊んでいた
ニャッともアッともつかぬ声を数回出すと
近寄ってきて捕獲
稲刈りはほったらかし(笑)ほ乳瓶にミルクの買い出しに奔走
まだ私の町にはペットショップもなく
ホームセンターやら走り回った
寝るのが仕事の朱理
起きるとミルクやり二時間おきくらいだったかなー
オシッコやウンチを促したり
今思うと楽しかった
どうにか育ち
7ヶ月くらいの時
そろそろ避妊をと考え始めた
と?
お腹にコロッとしたものが3つ
まさか!
病院に行くと
赤ちゃん居ますねー
こいつ!
いつのまに!
三回も!
父親は誰じゃ!
猫は回数分の子猫が……と聞いたが
里親見つかるかなー
5月7日に無事に産まれたのがこの子たちです
早熟な朱理
子育ても上手でした
白地に斑点と朱理似は旦那の友人にそれぞれもらわれ行き
斑点はポットや炊飯ジャーに乗っても叱られない可愛がられ方
朱理似は
娘さんが一緒に寝たり散歩から帰ってこないと泣いて待つくらい可愛がられたそうな
白黒は我が家で
寛平と名付けていましたが
寛平は心ない人から散歩中に車でわざと跳ねられて亡くなりました
その人とは
今でも喋りません(笑)
犬も猫も飼ってる人なんですがね(怒)
長々と書いてしまった
読んでくださりありがとうございました
<(_ _)>