知らん振り〜
さあ、お家まで あと もう少しだ!
ファイト〜! ファイト〜!
カア〜 カア〜 カア〜
ゴゴゴゴゴーーー!
ドドドドーーー!!
カラスの鳴き声と公園の工事の音。
色んな音で、ちょっと ビビッちゃったけど
無事に、ゴーーーール!
出発する時は、寒くて凍えそうだったけど、何となくポカポカしてる気がする〜。
前足君、ありがとう。
今日も、感謝の気持ちを込めながら ポチャポチャ〜。
洗って貰ってから、リビングに。
お水を貰って、ペロペロ ペロペロ。
喉を潤してたら、
ママ「これから、銀行に寄ってお金を引き出したりしなくちゃ…」
「クッキー君、ハウスしてくれる?」
僕「お留守番?」
「嫌だ〜!!」
ママが出掛けるって言うの。
だから、 何とか阻止しようと思って
ハウスのドアを、お鼻で ツンツン。
開けてから、うんとこしょ〜 どっこいしょ〜!
ブルンブル〜ン!!
振り回しちゃった。
そしたら、
ママ「なんで、こんなに散らかしたの?」
「ハウスしてちょうだい」
って ママに言われたよ。
僕「嫌だもん」
「僕は、ハウスなんかしないもん」
僕、知らん振りしてみたの。
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