♪♪　小さ〜い秋〜　小さ〜い秋〜　見〜つけた〜　♪♪ | クッキーのMY ROOM - ペットストリート

遊歩道に到着〜！

メタセコイア前で、車椅子に乗り換えて　いざ　出陣！

前足君、　よろしくネ〜！


ママと一緒に　テクテク　　ポテポテ　　トコトコ

ワオ！

お日様の光とカメラのフラッシュが、同時に僕の目に入って来たの。

だから、　こんな風に　おじいさん顔になっちゃったよん。




だけど、　ちょっと日陰になれば　８歳のお顔に〜。

凛々しいお顔で、　テクテク　　　ポテポテ　　トコトコ

軽快なリズムで歩いていたら、　前方から　ご年配夫婦とキャバちゃんが
歩いてくるのが見えた。

ママ「クッキー君〜、もしかして　Ｍちゃんじゃない？」
僕「うん、そうかも！」

１２歳のキャバちゃん。

僕と同じように下半身が麻痺しているの。

前足も弱ってきているから、いつも、介護用のコルセット？を着けて　パパさんとママさんに支えて貰いながらのお散歩。

でも、　夏の間は　ず〜っと　会えなくて　心配していたんだ。

今日は、久し振りの再会。

ママ「おはようございま〜す！」
「今日は、会えましたね〜」
「夏の間、会えなかったので　どうしてるかな〜って心配だったんですよ〜」
おじ様＆おば様「おはようございます」
「夏も、いつも通りに　お散歩してましたよ」

ママ「じゃあ、時間が違っただけなんですね」
「今年の夏は暑かったので、Ｍちゃん　大丈夫か心配で　心配で…」
おば様「もう１２歳なので、頑張らせ過ぎないようにしようと思って、トイレのお散歩したら帰って来るようにしてたんです」
おじ様「良くはならないけど、これ以上　悪くならないように　現状維持させてあげないとね」

おじ様「首を支える力がなくなっちゃって…」
おば様「今は、一番　悪い状態の時よりも支えられるようになりましたけどね」

おじ様に抱かれたＭちゃんを見たら、手作り（段ボール）の首を支える物が着いていた。

ママは、　おじ様とおば様の愛情を感じて　目に涙が…。

ママ「Ｍちゃん、愛情をたくさん貰って幸せね」
「また　会いましょうね」

ママが心の中でＭちゃんに話しかけたら、Ｍちゃんの目から　光る物が見えた気がしたよ。

おば様「クッキーちゃんの前足は、大丈夫ですか？」
ママ「はい、お陰さまで」
「半年毎に神経の検査をして貰うのですが、毎回　ドキドキします」
「でも、いつも　『進行が止まってます』とお墨付きを頂いてホッとするんですけどね〜」

おば様「クッキーちゃん、良かったわね〜」
「お互い、現状維持で頑張りましょうね」
僕「WON！（ありがとうございます）」

おば様に、優しく　声をかけて貰った僕は　きちんと　お礼の挨拶したよ。

ずっと会えなくて、　心配していたMちゃんに会える事が出来て　嬉しかった〜。

おじ様＆おば様＆Mちゃんと別れてから、　テクテク　　ポテポテ　　トコトコ



ママ「あっ、小さい秋　み〜つけた〜！」
僕「どこどこ？」

ママ「ヤマモミジよ」
僕「ヤマモミジか…」
「僕の背の高さだと見えないから、写真に写して〜」

ママが、遊歩道のヤマモミジを　何気な〜く見ていたら紅葉が始まっているのを発見！

思わず　　カシャ！

写真だと、枯れたように見える？

でも、　ママの目には　紅葉が始まったように見えたんだって〜。


さあ、　どんどん　進もう！

テクテク　　ポテポテ　　トコトコ

トンネルを抜けたら、ゴールまで　あともう少し〜！

ファイト〜！　いっぱ〜つ！！

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