僕とママの闘い | クッキーのMY ROOM - ペットストリート

お腹いっぱい食べて、大満足。

ママは、助手に食器洗いを任せて　戻って来た。

ママ「クッキー君、ペロッと食べたね」
「お皿、片付けるよ」
僕「ダメ！」

僕、食べ終ったお皿を片付けて欲しくない。

慌てて、ちゃぶ台の前に前足ダッシュ！

ガードしたら、

ママ「じゃあ、いいよ」
「そのままにしておくから」
僕「WON！」
「ねえ、無視しないで〜！」

ママが、僕の事を無視するから、じっと視線を送り続けた。

ママ「クッキー君が食器に固執するのって、久し振りだな…」
「この前、PCで検索したら、テリトリーを守りたがるわんこは、食器にも固執するって書いてあったんだよね〜」
パパ「クッキー君のテリトリーって、どこ？」

ママ「ハウスとハウスの回りじゃない？」
パパ「そうなんだ…」

あ〜あ、　僕が　こんなに熱い視線を送ってるのに振り向いてくれないや…。

ソファーのベッドにも乗せてくれないから、カーペットに伏せしちゃおう〜っと！

よっこらしょ！

僕が伏せをして、視線を変えたその瞬間

ママ（心の中で）「今だ！」

ママが、僕のお皿を持って行っちゃった〜！

パパ「あらら、持って行かれちゃったね」
僕「う…うん…」
「ママには、敵わないや」

僕が怒って歯をむき出そうとしたら、いつもママは無視する作戦を実行するの。

大好きなママに無視される事が大嫌いな僕は、『いけないことをしたんだ』って　直ぐに反省するよ。

だって、笑顔で暮らしたいからね。

ママとの闘いは、　これにて　一件落着〜！

因みに、パパに歯を剥き出そうとすると、パパは　オロオロしちゃってるよ。

パパとのコミュニケーションを、もっと取るようにすれば、僕とパパ、お互いの気持ちが通じ合うようになるのかな。
　　



さてと、パパの送り出しまで　ひと休みしよう。

ベッドに乗せて貰って、よっこらしょ。

パパは、洗面して　スーツ姿に変身！



時間までTVを見ながら、　みんなで　マッタリタ〜イム！

僕は、ママのお隣で　反省中。


そんなこんなしていたら、あっと言う間に時間が経っていた。

パパ「さてと！」

パパが気合を入れて、玄関へ。

僕とママ、慌てて　パパを追いかけたよ。

パパ「クッキー君、行ってきます」
僕「パパ、行ってらっしゃい」

パパが僕の胸や頭を優しく、なでなで〜。

僕、気持ちよくて　思わずウットリ。

パパ「じゃ、行ってくるね」
ママ「行ってらっしゃい」
僕「お仕事、頑張ってね」

パパ、キリリとしたお顔で　出かけて行ったよ。

さあ、今日もリビングからお見送りしないと！

窓際にスタンバイ！

僕「WONWONWON！」

パパのバイクが見えなくなるまで、吠え続けた。

パパ、　最近　疲れが溜まってるみたいだね。

お仕事、忙しいけど　身体に気をつけて　頑張って〜！

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