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クッキー
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皆さ〜ん、 お待たせ〜! お昼ご飯を食べて、お腹が落ち着いたので 続きをお話ししますね〜。 朝ごはんを食べて、 デザートにミカン。 大満足の僕は、ニッコニコ。 ママ「クーちゃんとお散歩に行く?」 僕「うん、行きた〜い!」 クーちゃんとお散歩するのって、 久し振りかも〜! 僕「ママ姉に何時に行くか聞いてみて〜」 ママ「うん、聞いてみるね」 ママ「クーちゃんとお散歩に行こうと思うけど、何時ごろに行く?」 ママ姉「9時過ぎにしましょう」 ママ「うん、分かった」 ママ姉との打ち合わせで、 出発は9時過ぎに決定! 時計を見たら、 あと1時間はある。 ママは、朝風呂へGO! サッパリしてから、 仕度を開始!そこへ、 ママ姉が2階から 降りて来た。 ママ姉「もう出発できる?」 「クーちゃんは、準備できたよ」 ママ「うん、クッキー君もコートを着たら出られる」 僕「ママ〜、早くして〜!」 「クーちゃん、待たせたら可愛そうだよ〜」 ママ「はいはい、そうだったね」 僕も、超特急で コートを着て、準備完了! 僕「クーちゃん、お待たせ〜」 クーちゃん「うん、行こう!」 結局 出発したのが、9時45分だった。 エッサホイサ エッサホイサ 門扉を出てから、 車椅子に乗り換えて いざ 出陣! テクテク ポテポテ トコトコ ママの実家は、 車の道が狭いから 轢かれないように気をつけなくちゃ…。 端っこを テクテク ポテポテ トコトコ 僕「クーちゃんの好きなコースは、どこ?」 クーちゃん「僕ね、お散歩が苦手なの」 僕「ここは、車の交通量が多いから 怖いのかな…」 クーちゃん「僕、身体が小さいから運転手さんに見えてるか心配」 「それと、人見知りしちゃうの」 僕「僕もワン見知りや人見知りはあるよ」 「でもね、お散歩すると 色んな情報が集められるから好きなんだ〜」 クーちゃん「クッキー親分が住んでる所みたいに、遊歩道があればいいんだけど…」 クーちゃん、 怖がりさんみたい。 暫く ママ姉に抱っこして貰ってた。 僕は、一生縣命 テクテク ポテポテ トコトコ 歩いていたら 近所のおば様「あらま〜、交通事故?」 僕の車椅子姿を見て、心配して 通りがかりの近所のおば様が声をかけてくれたの。 ママ「病気で下半身麻痺になりました」 近所のおば様「あれま…」 「それは、大変でしたね」 「元気に頑張ってね〜」 ママ「ありがとうございます」 僕「WON!」 ママの実家の街でも、励まして貰って 僕の前足君が パワーアップ! テクテク ポテポテ トコトコ クーちゃん「僕も歩く〜!」 クーちゃん、 歩きたい気分になったのかな。 抱っこから降ろして貰って、 テケテケ テケテケ テケテケ 歩き出した。 でも、 途中で また 気分が乗らなくなったのか 抱っこして貰っていたよ。 ママ「コンビニに寄って良い?」 ママ姉「いいよ」 僕「クーちゃん、ママがコンビニに寄りたいんだって〜」 「付き合ってくれる?」 クーちゃん「うん、いいよ」 僕のママが買い物をしたいと言うから、みんなで コンビニへGO! テクテク ポテポテ トコトコ クーちゃんは、抱っこして貰って 楽チン 楽チ〜ン! 信号を渡って、 コンビニに 着いた。 ママ「クッキー君、買い物して来るからママ姉とクーちゃんと待ってて」 僕「うん」 ママが買い物してる間、 僕は、ママ姉にリードを持って貰って 待っていた。 待つ事、数分。 ママ「お待たせ〜!」 あっ、 ママだ〜! ママ「お利口に待っててくれて、ありがとう」 僕「ママ姉とクーちゃんが一緒だったから、寂しくなかったよ」 ママ「そうか…」 「帰りは、クーちゃんの好きな道で帰ろう」 僕「うん、ママの買い物に付き合ってくれたお礼でしょ?」 ママ「うん」 帰り道は、 クーちゃんの好きな道を 歩く事に。 クーちゃん「クッキー親分、こっちだよ〜」 テケテケ テケテケ テケテケ ママ「クーちゃん、ママ姉とカルガモ親子みたいだね」 僕「うん、ママ姉の後ろでクネクネしながら歩いてる」 ママ「ねえ、これってドッグダンスのステップにならないのかな…」 僕「う〜ん、こういうのって審査員の目には どう見えるんだろう…」 「足の間を潜り抜ければ、まさに 僕が練習中の足潜りの技だよ」 僕とママ、 クーちゃんの可愛い歩き方を見ながら こんな事を思ってたの。 テクテク ポテポテ トコトコ テケテケ テケテケ テケテケ クーちゃん、 帰り道は テンションアップ。 一生縣命 歩いていたよ。 僕もね、 マイカーも 持っていたんだけど、 結局 往復 車椅子で 歩き通せちゃった〜。
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